2008年8月_夏コミレポート
今回は猫さんと一緒に参加してきました。
◆2008年8月15日(金)やっぱり朝は豚汁定食!
やってまいりました!今回も夜行バスで東京駅八重洲中央口へ!
無駄に早く到着し、六時半には東京駅。まぁ、遅れるよりはいい。
鍋「やっぱり朝は豚汁定食やろ!」
と冬コミでも行った「居酒屋やえす初藤」へ向かった。
ここで今回のお手伝いさんの猫さんと合流し、豚汁じゃー、と腹ごしらえをした。


↑毎度ながらおいしい豚汁である。豆腐もいかすー。

時間は午前7時。朝食をここで取ったら少々時間を食うのだが、
鍋「今回は前回より増刷してるからお昼はないかも」
猫「そうねー、いっぱい食べとくべきかしら〜」
鍋「朝ごはんは昼食、夕食よりも大事というから、かっこんどくで〜」
ちゅうて全然お客さん来なかったりしてー、あっはっはっは、
それならそれでもいいわいな、と楽しく朝食を食べる。



◆混んでます!
東京駅は京葉線で新木場へ向かう。こちらはicocaでらくらく。
いつもなら切符売り場はごったがえしているのだが、
今回は目立った列もなかった。
suikaやらicocaが参加者の中にも普及しだしたのかな、と思うが。
ホームに降り立つも、列車が整備のため遅れていた。
8時10分くらいにようやく列車が到着する。

国際展示場駅についてからの混雑は、今までにないものだった。
コンビニでの昼食買いはあきらめ、とりあえずポカリの1リットルを購入。
熱中症は室内でもなる。
「水分補給を忘れずに!」
は高校野球の地方大会観戦時にいっぱい聞かされた場内アナウンスである。
そしてサークル参加の導線へと向かった。
が、ここで初めて道がつまる事態に陥った。
列の進みが亀の歩みである。しかも暑い。今日は一体どこまで気温が上がるんだ?
やぐら橋までの進みが遅く、とぼとぼとしか進めない。
サークル参加で道がこうなるのは、本当にはじめてだ。

ようやっとやぐら橋前に到着。サークル参加者は8時半までにここを通過しなくてはならないが、
ちゃんと間に合った。


↑おなじみの聖地だ

さて、サークルチケットを取り出して入場準備。
今回は例の秋葉原の事件もあってか、内容物の確認がメールにて準備会から知らされていた。
今回の混雑は、この「取り調べ」で時間を取っているのかもしれない。
鍋「しかし、サークル参加者だけでも調べるのは大変じゃないかなぁ」
猫「人多いのにねぇ」
しかし鞄の中にはハサミだの、段ボールを空けるカッターだの、
見るからにやばいものがあるんだけど、それはサークル参加者にはおなじみのものだ。
これを一人一人やるのは…。詰まる!ちゅうか伝染して駅まで、駅の中も、絶対詰まる!
やぐら橋をえっちらあがると、そのことについての注意が。


↑やっぱり

しかし、いざ入場するとなると、それらは実施されなかった。
あれか、一般参加者が対象になるのかな?何万人も人が押し寄せるのに、
果たしてそれらが可能なのだろうか。



◆設営開始
8時すぎにスペースに到着。サンライズからの搬入物にまず安心。
これから宅急便で送った荷物を取りに行き、猫さんにはチラシの整理をお願いした。
新刊一種のみの販売なので、さほど手間がかからずに終了する。


↑高校球児の夏。そして目印のひまわりと田島

トイレは九時半には既に列ができていたが、なんとか開会前に席に座ることができた。
シャッターが閉められて、中は非常に蒸し暑い。
開会すれば、その熱気により天井が白く煙るというが、ありえるかもなぁ、と
ボーっと考えた。東館の夏は初めてで、いつもは西なのだ。
まったりとした空気は拝めないかもしれない。
鍋「しかしながら、今日の高校野球は目が離せないのですが!」
猫「某おねいさんから、メールで実況してもらうように言ってるし」
鍋「そっか、一応ラジオ持ってきてるから、入ればそっちも聞きたいねぇ」
そう、本日は準々決勝なのだ。地元大阪からも出てるし、
そっちも気になるところ。
DSも持ってきているから、そっちでも前回のようにピクトチャットできたら楽しいなぁ。



◆コミックマーケット74開会
10時ジャストにピンポンパンポーンを合図が鳴る。
が、開会の挨拶らしきアナウンスは流れず、パラパラとした拍手だけが起こって、
なしくずし的に始まった。
ん?機械の調子が悪いのかな?

とりえず猫さんを置いて、10分ほどざっとまわってきた。
買いたいものは特にみつからず、自分のスペースに早々と戻る。
ぱらぱら本が出ている程度で、流れは普通である。
ああ、これなら今回は割とまったりムードだねぃ、と猫さんと雑談しつつ待機していた。
今は甲子園開催中、まさにおお振りの夏。
西浦がもし甲子園に出場を決めたら、その時は各西浦スペースで、


↑間違いなくやる。むしろやらせてください

なーんてのがあちこちで花咲く事だろう。そしてそんな日がくるといい。



◆波が来た!!
スケッチブックを今回も描かせていただいた。ありがたい事である。
今回のリクエストはやはり田島が多く、阿部、三橋、叶と続く。

そして花井のリクエストはついにこなかった。


↑花井、君にもきっとビッグウェーブが来るよ!

ムッハー、と頑張って描いていたが、接客の間に描くのがだんだん難しくなってきた。
10時半を越えた頃か、お客様の数がガツンと多くなってきたように思う。
となりでは猫さんが釣り銭の用意に大わらわだ。
私も接客を頑張ったが、本当に描く暇がだんだんなくなってきた。
一般入場のお客様もそろそろやってくるころで、こうなるともう戦場である。
喋る声がかすれてくる。
接客は高校の時にやっていはいたが、連続でしゃべり続けることはなかったので、
正直すごいおどろいた。

というのも、折からの暑さからか、館内の空気が大変薄いのである。
いくら深呼吸をしても、酸素を取り込んだ気にならない。
まるで金魚のように口を大きくあけても、酸素はどこじゃの世界である。
折からの夜行バス明けということもあり、体力が削られているのも一因か!
となりでは猫さんも金魚だった。ああ、暑い、暑いぞ。

しかしながらもっと頭が下がるのは、その暑いさ中、本を買いにきてくれる
お客様の姿だ。宝の地図をにぎり、スペース番号を確認し、本を確認し、
身銭を切って買いに来てくれる。頭が下がる。
サークル入場が多少混んでいたところで、一般入場の苦労ほどではないだろう。
あの炎天下を朝から並んでいてくれたのだから。
鍋「ああ、感謝しなければ」
汗を流しながら、本を買ってくださるお客様には、本当に感謝でいっぱいだ。
だから、頑張る。
こちらは上半身のみの勝負なのだから。



◆お客様とのやりとり
ここはエルサルバドルか、という戦場において、
おなじみのお客様から差し入れを隙間からいただいた。そして去られていった。
ネタです、とは前々から聞いていたので、果たしてどんなネタかとおもいきや。


↑は!?

鍋「ま、まりもっこり!?」
私は驚愕した。北海道みやげとは聞いていたが…。まりもをネタにするにも、これは!
猫「え?あれ?知らない、それ有名よ?」
鍋「まりもっこりが!?え、だってこれ…こんな目で、股間がこれでって!」
しかもジャージだ。なんでジャージなんだ!
猫「うん、修学旅行とかで絶対買うとかで。ちゅうかむしろ知らなかった方におどろき」
鍋「いや、じゃこの有名度って例の奈良の”せんとくん”よりあったりする?」
猫「人気凄いのよ〜。ひこにゃんと比べると微妙だとは思うけど」
鍋「これとひこにゃんはまた違うとは思うけどや」
となりのスープカレーにも驚きだ。…どんな味がするのだ。
今度会社にもってって、みんなで食べてみよう…。

ハルさんは今回も扇風機の差し入れ。相変わらずの涼しい差し入れありがとうございます。
そして、中身の乾電池がハイグレードなのに驚いたり。来年、夏が当選したら、
この扇風機をまた持っていこう。

今回は新刊の取り置きをサイトにて募集した。前回、あまりにも早く完売したため、
問い合わせが急増したためである。
その取り置きをお願いしていた、とあるお嬢様がやってきた。
汗をかきながら、引き取った際に満面の笑みで言ってくれたその言葉とは。
嬢「楽しみにしていました。実は同人誌を買うのがコレが初めてなんです!」
鍋「!!!!!!」


↑きたないなぁ、もう

初買い同人誌がコミケだなんて…。こんな嬉しいことはない!

そして別のお客様からはスケブのお礼にと大量のお飲物の差し入れも驚き。
その心遣いがなんとも嬉しいなぁ〜。
あわてて飲み干し、帰りの荷物を軽くするべく猫さんと奮闘したのだった。



◆正面の島は「もやしもん」
漫界堂、おお振りでは「ギャグ」の立ち位置だ。ギャグは多くの場合、
そのジャンルの先頭から配置される。よって、向こう側に見える景色は
「おお振りが全部見渡せる」か「まったく見渡せない」のどちらかである。
今回は、「まったく見渡せない」であった(ちなみに前回は全部見渡せた)。
こうなると残念なのは、おお振りコスが見られないこと。
前回は水谷が六人くらい発見できたのだが…。

で、正面に見えたのは、なんだかつなぎを着た、
そして肩に何か乗っている売り子さんであった。
そうだ、確か「もやしもん」とかいったかな?
なんか「かもすぞー」とか言うらしいが。一体どんな漫画なんだ、と気にはなる。
そうか、かもすのか。繁殖することかな?菌が。
いっぺんくらい原作は読んでみたいなぁ、と思う漫画である。



◆完売
午後1時半、「栄冠2」がついに完売した。激闘の3時間半。
私と猫さんからは白い煙がぷすぷすと出ていた。


↑阿部で。外国人のお客さん6人くらいが「HAHAHAHA」と触っていった

前回よりかなり多く印刷したのだが、結局追いつかなかった。
やはり部数を読むのは難しい。

ちなみにお客様からの多かった質問をまとめてみると…。

【1】「栄冠1」を知らなくても読めますか?
【2】「栄冠1」は置いていませんか?
【3】(裏表でおいている本を指して)両方とも同じ内容ですか?

といったものだった。特に多かったのが【1】である。
前回の本を買ったお客様が来ているのだろうと思いきや、
意外に一見さんが多いのに驚いた。
そして、今回「栄冠2」だから、続き物と思うお客様もいらっしゃるわけで。
popの注意書きに「読み切り」であること、栄冠1は昨年冬コミで完売していること、
などを追加の必要があるなぁと反省した。
【2】については、再販の予定はありませんということで。
【3】裏は田島のバットが繋がっているので、この質問がくるのは予想外であった。

何しろ、買い手のお客様は少ない時間・過酷な環境の中、本を選ばなければいけない。
いかに本を開かずにして、買う・買わないの情報を拾うかが重要なのだと思う。
popは本の内容だけでは充分ではないのだなぁ、と反省。



◆遅いお昼ごはん
午後2時30分、へろへろになりながら昼食をアトリウムに買いに行った。
とんかつ弁当があったが、値段が200円安くなって、
600円で売られていたので購入。弁当のメーカーは「新宿さぼてん」だった。
ん?どっかで聞いたことのある所だなぁ、と思ったら、
これ、冬コミでホテル近くで食したとんかつ専門店の名前である。
鍋「こんな所でよもや再会するだなんて」
でも、おいしかった。スペースでもそもそと食べた。

隣で猫さんがメールで送られてくる高校野球の実況をしてくれた。
大阪桐蔭が勝利したということで、ウシャー、と喜んだ。
だがもうラジオを聴くのも、DSをやる気力もどっかへ行っている。

ふと天井を見上げると、ほこりと熱気でかすんでいた。
何より自分自身がかすんでる気がした。

遠い天窓から日差しが自分のスペースにふりそそいでいて、
凄く暑かった。天窓ジャストフィットである。
いくら飲んでも追いつかない飲料、息をするのも苦しい夏の東館。
薄い酸素。お客様とのやりとりは楽しかったけれど。
とにかくハードなのだ。夏の参加、一人の場合は本の冊数を半分くらいにしないと
身が持たない、と正直思ったのであった。



◆爆笑の閉会アナウンス
午後4時、ピンポンパンポーン(上がる音)、とチャイムが鳴る。
お、今年もコミケの一日目が終了したか!と拍手がチラチラ起こった。
だが、続きのアナウンスが流れない。
鍋「あれー」
いつもなら閉会の言葉とか流れるんやけど、と猫さんに説明する。
が、いつまでたってもアナウンスは沈黙していた。
なんや故障かいな、とお片づけを始める。
5分くらいたって、そんな一件すら忘れ、ひたすら荷造りをしているといきなり、
「ピンポンパンポーン(下がる音)」
とチャイムが鳴ったのだ!
場内がどっと爆笑する!
鍋「ちょ、なんも言わんと音だけで終わったで」
猫「あはははは」
何が言いたかったのか、最後まで謎であった。
ひょっとすると、他の館では言葉も全て流れていたのかもしれない。
だが、東3ではチャイムの音しか聞こえなかった、ということかな〜。



◆地獄のクロネコ宅配搬出
残暑厳しい夏。帰りの宅配を出すために、東6のクロネコに段ボール一箱をもっていった。
それなりに猫さんの荷物もあるので、重かったのだが、
もうすでにすごい長い列が!
鍋「えー」
この光景にびっくり。夏の東6クロネコっていっつもこんなんなんか?
いつもだと15分以内で終了するのだ。だが、この列では一時間たっても、
捌けるかどうか。
荷物もったまま西の搬出まで移動しようかまよったが、
言っているうちに並んでいる方がいいかもしれない、と東6のクロネコの列に並んだ。

とにかく、だ。
暑い。

私はこの7・8月、高校野球の地方大会も、甲子園も炎天下に何時間も見た。
甲子園に至っては、朝の11時から晩の6時30分まで、一度も席を立つことなく、
試合を観戦し続けた。少しくらいの暑さに耐えるスキルはあったつもりだ。
が。

この暑さはおかしい!

ちょっとずつしか進まぬ列。焼け付く暑さ。影もなくさらされるお嬢さん方。
最初は猫さんとおしゃべりしていたが、10分もたつともう喋る元気すら
なくなった。加えて、ゴミ清掃車が列の途中に割り込み、
長い間列が寸断される事件も起こった。

ようやくクロネコのテントが見えてきたときにはほとんど死にかけであった。
足下の導線を見ると、白線で4列になっていた。
おのおのがその4列に移動していく。という事はクロネコも4列で処理してんのね、
とほっとするのもつかの間、
両側から2列分を削るポールが出現、なぜか入り口が狭くなった。
鍋「なんじゃこりゃー」
列の流れがとたんに悪くなり、渋滞が起こった。
皆大きな荷物を持って並んでいたのだ。
普通の人間が列をなすのとは全然違う。
さらに、クロネコは2列で処理していた。
鍋「!!」
なんで途中4列にしたのかサッパリわからない!

文章だとわかりにくいと思うので、図解してみよう。


↑こんな感じ

クロネコが2列なら、列も最終的には2列にすべきだと思うし、
途中のポールが本当に意味不明だ。

ぐったりしながら、一時間後、ようやく戦線を離脱したのであった。
ああ、もう二度と東6のクロネコには託さない。
これならはってでも西へ持っていた方が絶対に早かったはずだ。

宅配搬出が必ずしもスムーズではないと勉強した出来事であった。
ちなみにこの日東京は全国二位の最高気温、35度をマークしたという。
そりゃ暑いわ……。



◆羽田でまったり
搬入前は「帰りにネタで大江戸温泉行ってひとっぷろ浴びようか」といっていたが、
昨年この時間帯は延々並んで入浴した記憶がある。
六時以降は安くなるとはいえ、
「もう並ぶのはこりごりだ」
と、おもしろ温泉は無視して早々に羽田空港へ向かったのであった。


↑戦い済んで日が暮れて

飛行機の離陸は夜9時40分。時間は4時間あるが、まったりゴハン食べたり、
待合いでダラダラしていたら、あっちゅう間に過ぎ去る時間だ。
空港の待合いは綺麗だし、トイレも広くてウォシュレット、
静かで人もあまりいないし、帰りの交通手段としては結構好き。

羽田につくなり、ごはん。今年冬に行った空港内のとんかつ屋は味が落ちまくって
いたため、一回目に羽田でおいしいと思ったうどん屋さんへ。
鍋「のれんにあぐらをかいていなければ、今もおいしいはず」
猫「へー」
その店の名は、「銀座 木屋 羽田空港店(きや)」。
羽田第二ターミナルのお店である。


↑なんかの定食。うう〜ん、幸せ!1,800円。

味は変わらず、おいしかった。ああ、幸せだ。次もここにしよう。
なんでも関西風のだしなんだそうで。ああ、そりゃ口に合うわ。
定食を食べ終わってからは、延々と野球談義を猫さんとした。
やれ打者走者の立ち位置とか、守備の華麗さについてだとか、
汲めど尽きせぬ泉のように(大げさ)、語り合った。

うどんの後は甘いもんじゃー、と同羽田内のキハチで甘いもん。


↑もちろん別腹仕様

満腹になったあとはチェックインを済ませて、
待合いロビーの大きなソファーでだっらだらしたのであった。ああ、この余裕が好き。
飛行機は。疲れた身体もゆっくり休める事ができる。
早割なら羽田-関空間は10,500円と安いのだ。関空が家から近いなら
帰りに飛行機はいいと思う。



◆帰ったぞー
というわけで、さくっと飛行機は羽田を離陸。
この晩は満月だったため、海上に月の光が美しく反射し、
海岸線がくっきり見える絶景となった。


↑もちろんブレて夜景など撮影できるわけもなく。手前はエンジン

コーヒーのサービスもあるからやっぱ飛行機は好きだな〜。
離陸の時にかかるGは普段バイクでさんざんかかってるので、
問題ナシ。ふぅ。

関空について、0時すぎに家に到着する。はー。終わった〜!
楽しかった〜!…クロネコだけはいただけなかったが。
しかし本当に夏の東は過酷だった。来年はまた、対策を練らなければ。



◆お客さまへ
本当に、暑い中、本をお買い求めくださいましたお客様、
ありがとうございました。
じっとしていても体力が削られるのに、あの場所まで、あの暑さで、
歩いてスペースにたどりつき、汗をかいて購入というのは、
並大抵のことではないと思います。

それでは、次の冬コミが当選していれば、
おお振りでお会いしましょう〜!!


2008/8/30 鍋 脱稿



漫界堂[BACK][HOME]